私から世界を変える 身近にあるSDGs

SDGsとは、持続可能な社会の実現のために国連が採択した17項目の目標のことです。「貧困」や「飢餓」など格差の問題や、「気候変動」といった地球環境の問題など、世界が抱える様々な課題を、2030年を達成目標に定めて解決に取り組もうというものです。

 目標の1つ1つは大きいですが、実は私たちの身の回りにもSDGsにつながる活動がたくさんあります。身近なSDGsを探してみました。

 「一見どこにでもある清涼飲料の自販機ですけど、この右半分の商品は1本80円。間違いじゃないですよね?100円玉を入れて20円おつりが出ました。ちょっと得した気分です」

 先月末から設置されたこの自動販売機。賞味期限まで2か月前後になった飲料を、通常より安く販売しています。設置した企業は…。

 北陸コカ・コーラボトリング グループ広報部 桃野弘毅部長「皆さんにも喜んでいただけるようなことを、廃棄ロスの一環としてできないかと探っていまして、我々も協力して無くしているんですよということを理解していただければなと思っています」

 季節や気温で売れ行きが左右される清涼飲料水。賞味期限が半年から1年と比較的長いとはいえ、期限になれば廃棄せざるを得ず、その費用は、多い時には年間およそ2千万円にものぼるといいます。

 桃野部長「我々作る責任と言うか、食品ロスに対する取り組みというのは、何かできないかなとずっと抱えていたんですけど、食品ロスをなくすきっかけになっていただければ本当に良いし、そういう意識を皆さんに持っていただければいいかなというふうに思います」

 「作る側の責任」として始めたSDGs自販機の取り組み。購入した市民は…。

 買いに来た親子「安いし期限もまだあるし嬉しい。いいことなんですよね。フードロス、少しでも無いようにしたいと思います」

 北陸コカ・コーラボトリングはこの自販機の売り上げの一部を富山市に寄付し、SGDs活動に役立ててもらうことにしています。

 一方、消費者の立場から食品ロス削減に取り組む人たちもいます。

 この市民団体は2018年から、市などと連携して「フードドライブ」という活動を行ってきました。「フードドライブ」とは、未開封で、賞味期限が1か月以上残っているなど、家庭で余っている食品を集め寄付する活動です。

 メンバーは「SDGsは誰でも取り組めること」と言います。

 エコライフを楽しむ市民の会高岡 緒方清昭さん「あまり無駄な買い物をせず、使いきるようにして」

 米澤陽子さん「必要なものを必要な分だけ買う生活を取り入れていただけたらいい」

 福井和美さん「世界中の平和がどうしたとか、そういうところまでいかなくても、毎日毎日の生活の中でひとつずつ積み重ねていけば、その大きなSDGsの目標も達成できると思いますし、そんな大それた考えじゃなくて、毎日毎日ちょっとずつ」

 緒方さん「ね、やってほしい」

 世界中で始まっているSDGsの取り組み。目標の1つ1つは地球規模ですが、その入り口は身近なところにあります。

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