調布でSDGsオンラインイベント 若者による発表と特別講演も

NPO法人ちょうふこどもネット(調布市上石原2)が主催する、SDGs(持続可能な開発目標)を若者目線で考えるオンラインイベント「地域の若者が自分で決める『調布 de SDGs』 ~ローカル指標作成キックオフイベント~」が開催される

同法人は同市内で中高生世代の居場所となる施設を15年間運営、地域の若者の社会参加と地域活性化を目的とし調布駅前の観光案内所「ぬくもりステーション」の運営も10年間受託している。2018(平成30)年からは国連が定めた「SDGsをカードゲーム」などを体験できる市民講座を同市や社会福祉協議会、教育委員会の後援を受けて市内で50回以上開催してきた。

 SDGs(エスディージーズ)は「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称で、2015(平成27)年9月に国連加盟193カ国の全会一致で採択。「世界から貧困と格差をなくす」「持続不能な社会・経済・環境を持続可能にする」変革を2本の柱にして、実現に当たっては「誰一人取り残さない」ことがうたわれている行動目標とし、日本政府の「地方創生」や「まち・ひと・しごと創生総合戦略」でも重要なポイントとされている。

 同イベントは、「SDGs 市民社会ネットワーク」との共催で開催され、地域の若者が自分たちの生活の中で、SDGsの達成につながる「ローカル指標」を作成するキックオフイベントとして行う。

 第1部は、オンラインでミニ講座を行うほか、日本政府のSDGs推進円卓会議の最年少委員である大西連さんをゲストに迎え、「貧困と格差」についての講演を実施。また、SDGsについての探究の発表も行う。第2部では年間300回以上の講演・研修を行う「コミュニケーショントレーニングネットワーク」の統括責任者である岸英光さんを講師に迎え、SDGsの達成につながる行動を起こす「パラダイムシフトコミュニケーション」の特別講座を行う。

 イベントはオンラインで開催。申込者に視聴用のアドレスが伝えられ、それぞれのタイミングで参加が可能。講演や講座ではチャットを利用した質問にゲストや講師がその場で答える形式で双方向のコミュニケーションもできるようにする。

 イベントを担当する同法人のSDGs担当理事の横山さんは「調布の市民活動に20年関わってきた中で、このコロナ禍でのSDGsの理念に沿った行動と地域づくりが必要。集大成の一つとしてより多くのみなさまに参加していただけるようにしたい」と話す。